珍しい品々との出会い
2025/04/01
先日、北五葉にお住いのお客様から一年ぶりくらいにお電話があり、「あなたにあげたいDVDがあるんだけど、来ませんか?」と声をかけてくださいました。さっそく伺うと、近衛十四郎が出演している時代劇映画のDVDでした。しかも5本! 近衛十四郎は松方弘樹の父で、往年の時代劇の名優です。特に殺陣の見事さでは彼の右に出る者はいないと言われ、私が子供の頃、「素浪人月影兵庫」や「素浪人花山大吉」を見て彼のファンになったという話を覚えていてくださったのでした。うれしかったですね。この日は仕事を抜きにして、時代劇の話や聖書の話などで盛り上がりました。
また、最近は遺品整理のお手伝いをすることが増え、その中で珍しい品々や意外と高値が付く物と出会うこともよくあります。星和台のあるお客様からは日本刀(脇差と小刀)を買取りましたが、登録証が紛失していましたので、まずは警察に届け出をしていただき、それから審査会に出して登録をし直すという作業が必要でした。古い刀で錆もかなり出ていましたが、研ぎに出し、拵(こしらえ)をし直せば銘品となる可能性があるようでした。
別のお客様からはお茶の道具や茶碗を始め、たくさんの古い品物の買取を依頼され、一旦お預かりした上で、一つひとつ丁寧に査定しました。棗(なつめ)、蓋置、茶碗などがたくさんある中で、意外と高い値段が付いたのは昔の「煙草入れ」でした。塗りの花見重(お花見に持参する重箱)、塗りの硯箱なども良い値段が付きました。水戸黄門でおなじみの印籠やキセル、お母様のジュエリーや銀杯などもあり、査定価格にご満足いただました。代金をお渡しして帰る際にはバレンタインのチョコまでいただき感激しました。
良いお客様との出会い、珍しい品々、美術品、骨董品などとの出会いは、この仕事をする上での楽しみでありやりがいです。これからも皆さまから愛され、信頼される「神戸星和堂」でありたいと思います。
◎買取専門店「神戸星和堂」は、大手のフランチャイズではなく、無店舗経営ですので、月に何十万円もするロイヤリティー(上納金)や家賃などの経費がかからず、その分をお客様に還元できます。出張買取(玄関先でかまいません)、お預かり買取(品物を箱に入れて渡していただければ持ち帰って査定します)、宅配買取(送料は当店が負担)など、お客様のご要望に合わせます。星和台在住の店主がすべて対応いたします。
勝手にしやがれ!
2025/03/18
「先月号の『街ナビ』(地域情報誌)には『買取よもやま話』が載っていなかったですね」と、複数のお客様からお声掛けいただきました。「毎回楽しみに読んでるんですよ」と言っていただき恐縮しています。おかげさまで仕事がどんどん増えていることは感謝なのですが、当店は店主が一人で切り盛りしていますので、(年齢的にも・・?)無理をしないようにしなければと、先月はお休みさせていただきました。
さて、店主は親しくなったお客様に誘われて、昨年の一月から、その方が主宰する地域のカラオケサークルに顔を出すようになったのですが、その流れでなんと「すずらんホール」で開催された「第33回カラオケ同好会発表会」に出演しました!
これは北区の各地で活動しているカラオケサークルが合同で毎年開催しているもので、この日も70名以上の方々が次々とステージに立ち、得意の歌を披露されました。上手な人もそうでない人(?)も、好きな歌を大きな声で歌うことは気持ちいいですよね。美しいステージ衣装に身を包んだ女性やダンディな男性の方々も多くおられ、皆さん気合が入っていました!あのような大きなホールで、本格的な音響や照明の中で、歌える機会は貴重です。
世代的に演歌を歌われる方が多い中、若手の(?)私は沢田研二の「勝手にしやがれ」を熱唱。作詞は私の生まれ故郷の淡路島が生んだ偉大な作詞家阿久悠さんです。さすがに緊張しましたが、会場の皆さんが暖かく手拍子などをしてくださったおかげで、なんとか乗り切りました。店主が住む星和台のカラオケ同好会からもたくさんの方々が参加されていて、皆さんお上手でしたよ。
北区全体から集まるこの「カラオケ同好会発表会」は残念ながら今回で最後とのこと。今後はそれぞれの地域で独自の発表会が企画されるのかもしれません。
金の価格が上昇を続けていますが、売り時がなかなか難しいですね。貴金属、宝石、各種ジュエリー、金貨なども、きちんと査定をして買取らせていただいていますので、いつでもお声掛けください。
◎買取専門店「神戸星和堂」は、大手のフランチャイズではなく、無店舗経営ですので、月に何十万円もするロイヤリティー(上納金)や家賃などの経費がかからず、その分をお客様に還元できます。出張買取(玄関先でかまいません)、お預かり買取(品物を箱に入れて渡していただければ持ち帰って査定します)、宅配買取(送料は当店が負担)など、お客様のご要望に合わせます。星和台在住の店主がすべて対応いたします。
遺品整理とその後
2024/11/18
遺品整理や生前整理のご依頼が増えています。特に遺品整理では、ご遺族にとって思い出深い品々も多く、昔のアルバムなどが出てくるとついつい手が止まり、なかなか作業が進まないとの声をよく耳にします。また、値打ちのあるものを知らずに捨ててしまったり、逆に価値のないものをいつまでも残して片付かなかったりということもよくあることです。
先日も、北区のお客様の遺品整理のお手伝いに行きました。お父様が海外で買ってこられた民芸品や陶器類、お母様の着物、絵画や日用品など、たくさんの品物がありましたが、ふと民芸品の後ろにホコリまみれで無造作に置かれた数枚のコインのようなものがあることに気付きました。かなり汚れていて、なんとか確認できたのは価値のない記念メダルとゲームセンターのメダルでしたので、残りの数枚も大したものではないだろうと思いつつ、「一応、調べてみますね」とお客様に伝えて持ち帰りました。その夜、一枚一枚きれいに洗ってみたら、その中に何と金貨が! 念のために当店の比重計で確認したところ、純金ではないものの純度の高い海外の金貨で、数十万円の価値があるものでした。こんなこともあるんですね! お客様にそのことをお伝えするととても喜ばれ、形見として手元に置いておきたいとのことでしたので、すぐにお返しに上がりました。
さて、遺品整理の後、残った大量の荷物をどうするかも悩みの種です。少しずつゴミの日に出すことも不可能ではないですが、実際は難しそうです。特に家を売却する場合などは、急いで家の中をきれいにしなければなりません。そのような空家の片付けや荷物の処分をしてくれるとても良い業者と知り合いました。代表はまだ30代前半の若者で、業界で長年経験を積んだ後、独立されました。誠実で信頼できる人物ですので、お客様から相談された際は彼を紹介し、たいへん喜ばれています。私としてはがんばっている若者を応援したいという気持ちですので、彼から紹介料なども一切いただいていません。もちろん見積もりは無料です。必要な方は神戸星和堂までご連絡ください。
こんなことを書くと「人のことより自分の部屋を片付けて!」と家内に叱られそうです・・。彼に頼もうかな(笑)
タイとインドネシアに行ってきました
2024/10/25
店主は8月末から約2週間、海外出張に行ってきました。新型コロナもあったので、今回は本当に久しぶりの海外でした。この間にお電話をくださり、電話がぜんぜんつながらないのでご心配いただいた方もおられるかと思います。申し訳ありません。
タイでは近年急速に発展しているブリーラム(Buriram)という町に行き、10年来のタイの友人たちと再会を喜び合うと共に、タイでのビジネスの可能性について聞いてみました。友人の一人は3か所でゴム園を経営していて、ゴムの木から樹脂を取り出すところ(写真)を見せてくれました。ミネラルウォーターのビジネスや中古の自動車部品の修理工場の経営で成功している友人もいましたが、いずれも当店の仕事とは関係ありませんね。ただ、タイでは中古でも日本のものなら何でも人気があるそうで、日本国内では売れない(つまり買い取れない)ものでも、タイに輸出できれば売れる可能性があることが分かりましたので、少し研究してみようと思っています。
インドネシアではマナドという町で通訳の仕事でした。とても風光明媚なところで、一説ではメナード化粧品の名前はマナドの別名であるメナドから取ったと言われるほど美人が多い地域(写真)だそうです。住民の多くがキリスト教徒で、今回は友人の牧師がマナドのいくつかの教会でお話をすることになり、通訳を依頼されました。日本語→英語→インドネシア語と、二人の通訳を介してのお話でしたが、現地の方々に大好評で、来年もまた来てほしいと言われました。どの教会も若者が多く(インドネシアの平均年齢はなんと29歳!)、澄んだ目を輝かせながら楽しそうに歌って踊っていたのが印象的でした。ある教会では、介護技能実習生として日本の老人施設で働く予定の若い女性と知り合い、「日本のお年寄りのために来てくれてありがとう」とお礼を言いました。多くの方と親しくなったので、神戸星和堂としても何かできないか考え始めています。
海外に行くと、日本にいたら分からないことや、日本の抱える課題なども見えてきます。ただ、日本はまだまだ平和で豊かな国です。この平和が続いてほしいですね。
老後の安心はどこに?
2024/09/05
最近は街ナビ(地元情報誌)の「コラムを読んでいますよ」と優しく声をかけてくださるお客様も多く、本当にうれしく思っています。前回のコラムで店主が東京の日本語学校の生徒たちを応援していることを書きましたが、それを読まれたあるお客様は「生徒さんたちのために使ってください」と、買取りの代金をそのまま私に託してくださいました。学校と相談し、生徒たちが使える文房具などを買わせていただくことにしました。当店は本当に良いお客様に恵まれています。感謝!
さて先日、インターネットの朝日新聞の記事のタイトルを見てドキッとしました。「高齢者の孤独死、推計年間6.8万人」! 高齢者とは65歳以上の人を指すそうですが、店主も5月で66歳になり、同級生には一人暮らしの友人もいるので、とても他人事とは思えません。
記事によると、全国で今年の1~3月に自宅で亡くなった一人暮らしの人のうち、65歳以上が約1万7千人で、これは全体の8割近くを占め、単純計算で年間の推定死者数は約6万8千人になります。ニッセイ基礎研究所の2011年度の推計も紹介されていましたが、65歳以上の孤立死は年間2万6821人でしたので、かなりの増加率です。
昔は大家族が普通で、頼ることができる家族・親戚が近くにいることが多かったように思いますが、戦後は核家族化が進み、都市部に人口が集中。共稼ぎのご家庭も増え、子どもの数も減る一方です。政府も対策をしているようですが、少子高齢化の勢いは収まる様子もなく、将来の不安を抱えながら暮らしている高齢のご夫婦、あるいは一人住まいの高齢者の方も多いのではないでしょうか。特に最近は、高齢者の弱みに付け込む悪徳業者や詐欺師、犯罪も増えていますから、油断も隙もないですね。腹立たしいです。
老後の安心のために、政治家や行政にもがんばっていただきたいですが、いざという時に助け合えるような、信頼できる方々とのコミュニティーづくり、ネットワークづくりが大切ですね。神戸星和堂は買取専門店ですが、そのような地域のコミュニティーの一員として、これからも皆様から信頼される相談相手になれるように精進したいと思います。
最近は「家を売りたいが、どうしたらいいと思う?」という相談にも乗りました(笑)。